ババア&iPhoneの韓国漂流記

ぼっちババアがiPhoneをお供に韓国一人旅をした話。ロマンスあり、グルメあり、美容ありのハートフルな旅行情報をお届け。ごめんなさい、嘘です。等身大に素直に書いております。

ネットで韓国人の友達を探す放浪。

昔とは違い便利な時代になった。

外国語を学ぶときに簡単にその言語を母語にしている人とやりとりができる。

 

私が外国人の友達を作ったのは忘れもしない高校生の時。

チャットで一つ下の韓国人の女の子と出会ったのがきっかけだった。

驚くことに彼女とのやり取りは私が高校卒業して上京するまで続いたので、多分二年間くらいだった。

ほぼ一日置きに彼女とちょっとしたやり取りをしていた。

しまいには二人で一言づつ送り合いっこをして、共同で変な小説を作っていた。

時代を感じることに、私は当時ギャル全盛期だったので金髪カラコンだったのだが、真面目な女学生の彼女は私のナリに驚きつつも「面白い!」と言って喜んでくれた。

私の進学、上京と共に彼女とのやり取りが次第になくなっていってしまったが、彼女とのやりとりが私が韓国人に対して明るい感情を抱いた最初の出来事だったと思う。

実際に会ったこともないし、もう何をやっているのかもわからないけれども、それでも一つの青春として彼女との思いでは大切で素敵な記憶になっている。

今頃、結婚して誰かの親になっているかな、仕事をバリバリやっているかな、いずれにしても彼女は絶対幸せになっているに違いない。

そういえば当時は私が日本語しか話せないうえに、彼女が日本語が堪能だったから日本語でやりとりをしていた。彼女は日本語を一生懸命に勉強していたからすごく喜んでくれたなあ。今となってはそれが凄く解る。

 

と、ネットで初めてできた韓国人の友人が当たり中の当たりだったため、私は似たような経験をしたいがために夜な夜なネットで韓国人の友人を探すことがある。

ところが何故か日韓の間でペンパルを求めると「日本は女、韓国は男」という公式が成り立っている気がする。

日本の友達が欲しい人を韓国人で探すと圧倒的に男が多いのだ。

男でもいいじゃないか。

そうなのだ、男でもいいのだ。

私くらいの年齢になるとプロフィール一つで出会い厨か出会い厨じゃないかがわかる。真面目に言語交換をしたい人こそプロフィールが簡略的だったりする。なんならこっちのプロフィールにも興味がないんだと思う。

ただ単純に日本語を使いたいだけなので、こっちがどういう人間かに興味がないのだ。

そういう人とはすぐにSkypeをして会話練習をしたりできるのでとても貴重な大切な存在だと思う。

そう、男性でもいいのだ。

 

ところがどっこい、私は同姓の友人が欲しいのだ。

 

同姓で、気兼ねなく話ができて、ああでもないこうでもないと他愛もない話で盛り上がれるそんな韓国人の同姓の友人が欲しい。

そう願って、私は今日も同姓の友達を探す。