ババア&iPhoneの韓国漂流記

ぼっちババアがiPhoneをお供に韓国一人旅をした話。ロマンスあり、グルメあり、美容ありのハートフルな旅行情報をお届け。ごめんなさい、嘘です。等身大に素直に書いております。

ババア&iPhoneの韓国漂流記4~釜山到着~

釜山到着。いえーい!釜山の人、見てるー?

入国手続き済ませてさっさと入国。

 日本でいう地方都市の空港って感じ。まあ、同じですね。

この時は結構必死だったりいろいろ衝撃的で写真を全く撮れませんでした。

 

まず着いて早々、事件が起きる。

おばあさんになんか聞かれる。

「が、外国人だからすみません・・・」って言ってソソクサと逃げる。

多分、誰かと待ち合わせしてるおばあさんだったんだけど。

失礼なことしちゃったよなぁ、と。

でも、外国だから警戒心もあるんだよなぁ。

 

その後、「とりあえず市内に出ないと!」ってことでバス乗り場に行く。

無事バス乗り場を発見して並んでたんだけどさ・・・

まず圧倒的に車の運転が日本よりやんちゃ。

そして、クラクションの音がやばい。

すげークラクションが鳴るの。

make some noise!!!って感じ。

いえーい!乗ってるー?

ラクションの音がえげつないのは聞いていたけど・・・

想像をはるかに凌駕するレベル。

日本はクラクションを無暗に鳴らさないからね。

外国来るとまずここにビックリするんだよね。

 

バスを待ってる間に

ラクション何回聞けるかな?っていう

ラクションの回数を数えるという一人旅ならではの空しく寂しい一人遊びを始める。

「9回目~」と数えたあたりで後ろに並んでたオッサンが

 

「電話してくるから俺の荷物見ててくれない?」

って言って間髪入れずに

どっかに立ち去って行ってしまう事件が発生。

 

「お、お、おう!」

みたいな感じで

「네~!」

って返事をする私。

頭なんて回ってない条件反射の返事だった。

ていうか返事する前におじさんもうどっかに行きかけてた。

オッサンが立ち去った後も

「この間に私が乗るバス着たらどうしよう?」

とかキョドりまくる私。

てか、外国人に荷物預けるなよ。

私が悪いヤツだったらどうすんだ?

外国ならではの緊張感がやっぱりあるじゃん?

とかいろいろ考えてるとオッサンが戻ってきた。

お礼を言われ私もヘラヘラ頭を下げる。

その後オッサンと特に会話がなかったんだけど

オッサンは自分が乗るバスが到着すると去り際に私に

「どこに行くんですか?」って聞いてきた。

私が

「釜山駅です」ってデュフフッってしながら答えると

「じゃあこれは違うね、気を付けてね」的なイケメン風な事を言って

バスに颯爽と乗っていった。

・・・え、ナニコレ、優しい。惚れそう。冬ソナじゃん。

男日照りの続くババアにはちょっとした優しさが身に染みる・・・。

外国人の私を気遣ってくれたんだと思う。

ちなみにこういう出来事は旅行中に何度かあった。

 

真面目な話を少し。

この旅で気付くんだけど韓国人は超面倒見がいいと思う。

韓国人は声が大きかったりで初見はビビルことが多いんだけど

基本的に超面倒見がいい。

韓国人が「韓国人はお節介だから」みたいなことを言ってるのを

聞いたことがあるんだけど

そういう性質もあってか困っていると(困ってなくても)

助けてくれようとする人が多い。

なので私は初めての海外女一人旅をすごく快適にいい気分で過ごすことができた。

まじ、旅中の間に会った全ての韓国の人にサンキューですって感じです。

 

この後、バスが到着して無事バスに乗ることができたんだけど

バスの運転も凄くて再び心が奪われてしまう。

そしてまた写真を撮るのを忘れることになる。