ババア&iPhoneの韓国漂流記

ぼっちババアがiPhoneをお供に韓国一人旅をした話。ロマンスあり、グルメあり、美容ありのハートフルな旅行情報をお届け。ごめんなさい、嘘です。等身大に素直に書いております。

ババア&iPhoneの韓国漂流記14~韓国・慶州・仏国寺に行くバスの車窓から~

慶州駅からバスに乗って仏国寺へ

慶州駅目の前にあるバス停に乗って仏国寺に向かいます。バスの乗り方なのですが観光客(外国人)にもわかりやすくバス停に書いてあるし、各バスには番号がついていて、その番号で回る停留所が決まっているので乗る分には問題ないかと思います。(記憶曖昧)しかし、いざバスに乗ってみると「めっちゃ混雑」って感じです。慶州そのものが街中観光地だらけなのでバスの中は韓国人、外国人と観光客で沢山です。そこが難点です。

それからバス内の停留所の書いてある案内が小さい(&混雑)ので読めません。なので車内アナウンスに頼って降りる停留所を確認しなければなりませんが、車内は混雑していたし、周囲の音で全然聞き取れません。(そもそも日本語アナウンスあったかな?)こんな感じなのですが、多分行き方詳しく書いてあるブログとかあります。仏国寺と石窟庵が慶州観光の二大観光名所なのですがそこを効率的に周る乗り方はそんなに難しくないと思う・・・。本当は二か所とも行く気満々でしたが、私は諸事情により仏国寺にしか行かなかった。

 

このバスが私の韓国旅行で一番の修羅場

前記事にも書いた(ババア&iPhoneの韓国漂流記13~慶州へ行く車窓から~ - ババア&iPhoneの韓国漂流記)「オッサンのウンコ💩場を目撃する」もかなり衝撃的だったが、それよりも個人的には修羅場だったのがこのバス。このバスで韓国人の国民性である「めっちゃせっかち」を己の身を持って知ることになり旋律する。

 

バスの運ちゃん、停留所に着いても降りる人を待たずに出発してしまう問題

せっかちすぎて全員降りるまで運ちゃんが待てない。ていうか見てないから、秒で止まって秒で出発する。「おじさん!まだ降りてない!」と若い女性の叫び声が響き渡る。車体の前のドアからではなく車体中央にあるドアから乗客達が降りるんですが、車内が混んでるため運ちゃんにはその辺が見えていないんですね。だからサイドミラーで「あ、もう出てこないかな?」って運ちゃんが思うと秒で走り出します。秒です。そんな感じなので若い男性が「降ります!!」と叫び、自身が降りることを主張したり。もう、バスの中心で降車を叫ぶって感じ。降車するハードル高いな!!「私も降りれなかったらどうしよう・・・叫ばなければいけないのか・・・!?」という緊張感が凄まじい。

かなり早い段階で交通カードをピッしにいく問題

降りる際に、出口ドア付近に交通カードをピッする所があるんですが、車内がある程度空いてくると韓国人はみんな前持ってピッしに行く。なんてことはない出来事なんですが、日本人の感覚だと「降りる時にすりゃーいいじゃん」なんですよ。しかし、韓国人はそうは思わないんですね。降りる停留所に近づくと、こぞってみんなピッしに行きます。その光景を見ると「だめだ、一秒でも遅れてはならない。流れに乗らなくては・・・」と意味不明な謎の焦りを感じる。郷に入れば郷に従え。その言葉が私に重く圧し掛かる。

様々なプレッシャーを一身にこの身で受け止めるババア。もう、若くない。その体はとっくに限界を迎えていた。酔った。しっかり酔った。

うるさいと注意される問題

そんなピンチの中で隣の親子が楽しそうに会話をしていた。酔った意識の中でも微笑ましいと思える。しかし「声がうるさい、車内アナウンスが聞こえないだろ!」と注意する男性が現れ、刹那、ビビり度MAX、緊張が体を駆け巡り、おゲロもMAXで駆け上る。ていうか、私は一人で来てるので話す相手もいないのですが・・・。この男性が乗ってきた時からちょっと動きとか怖くてビビってました。

 

そんなこんなで仏国寺に行く頃はゲロ度MAXでした^^