ババア&iPhoneの韓国漂流記14~韓国・慶州・仏国寺に行くバスの車窓から~
慶州駅からバスに乗って仏国寺へ
慶州駅目の前にあるバス停に乗って仏国寺に向かいます。バスの乗り方なのですが観光客(外国人)にもわかりやすくバス停に書いてあるし、各バスには番号がついていて、その番号で回る停留所が決まっているので乗る分には問題ないかと思います。(記憶曖昧)しかし、いざバスに乗ってみると「めっちゃ混雑」って感じです。慶州そのものが街中観光地だらけなのでバスの中は韓国人、外国人と観光客で沢山です。そこが難点です。
それからバス内の停留所の書いてある案内が小さい(&混雑)ので読めません。なので車内アナウンスに頼って降りる停留所を確認しなければなりませんが、車内は混雑していたし、周囲の音で全然聞き取れません。(そもそも日本語アナウンスあったかな?)こんな感じなのですが、多分行き方詳しく書いてあるブログとかあります。仏国寺と石窟庵が慶州観光の二大観光名所なのですがそこを効率的に周る乗り方はそんなに難しくないと思う・・・。本当は二か所とも行く気満々でしたが、私は諸事情により仏国寺にしか行かなかった。
このバスが私の韓国旅行で一番の修羅場
前記事にも書いた(ババア&iPhoneの韓国漂流記13~慶州へ行く車窓から~ - ババア&iPhoneの韓国漂流記)「オッサンのウンコ💩場を目撃する」もかなり衝撃的だったが、それよりも個人的には修羅場だったのがこのバス。このバスで韓国人の国民性である「めっちゃせっかち」を己の身を持って知ることになり旋律する。
バスの運ちゃん、停留所に着いても降りる人を待たずに出発してしまう問題
せっかちすぎて全員降りるまで運ちゃんが待てない。ていうか見てないから、秒で止まって秒で出発する。「おじさん!まだ降りてない!」と若い女性の叫び声が響き渡る。車体の前のドアからではなく車体中央にあるドアから乗客達が降りるんですが、車内が混んでるため運ちゃんにはその辺が見えていないんですね。だからサイドミラーで「あ、もう出てこないかな?」って運ちゃんが思うと秒で走り出します。秒です。そんな感じなので若い男性が「降ります!!」と叫び、自身が降りることを主張したり。もう、バスの中心で降車を叫ぶって感じ。降車するハードル高いな!!「私も降りれなかったらどうしよう・・・叫ばなければいけないのか・・・!?」という緊張感が凄まじい。
かなり早い段階で交通カードをピッしにいく問題
降りる際に、出口ドア付近に交通カードをピッする所があるんですが、車内がある程度空いてくると韓国人はみんな前持ってピッしに行く。なんてことはない出来事なんですが、日本人の感覚だと「降りる時にすりゃーいいじゃん」なんですよ。しかし、韓国人はそうは思わないんですね。降りる停留所に近づくと、こぞってみんなピッしに行きます。その光景を見ると「だめだ、一秒でも遅れてはならない。流れに乗らなくては・・・」と意味不明な謎の焦りを感じる。郷に入れば郷に従え。その言葉が私に重く圧し掛かる。
様々なプレッシャーを一身にこの身で受け止めるババア。もう、若くない。その体はとっくに限界を迎えていた。酔った。しっかり酔った。
うるさいと注意される問題
そんなピンチの中で隣の親子が楽しそうに会話をしていた。酔った意識の中でも微笑ましいと思える。しかし「声がうるさい、車内アナウンスが聞こえないだろ!」と注意する男性が現れ、刹那、ビビり度MAX、緊張が体を駆け巡り、おゲロもMAXで駆け上る。ていうか、私は一人で来てるので話す相手もいないのですが・・・。この男性が乗ってきた時からちょっと動きとか怖くてビビってました。
そんなこんなで仏国寺に行く頃はゲロ度MAXでした^^
ババア&iPhoneの韓国漂流記12~釜山・デジクッパを食らう~
釜山名物デジクッパを食らう
前回、記事にも書いたとおり甘川洞文化村(ババア&iPhoneの韓国漂流記11~釜山・甘川洞文化村を行く~ - ババア&iPhoneの韓国漂流記)で楽しんだ後はチャガルチに戻ってきました。何しようかなーって考えた後、フラッとロッテ百貨店に行ったり
西面に行ってデジクッパ食べようか悩んだりとフラフラフラフラしてました。如何せん無計画旅行なため行先を決めてないものであれがしたい!とかこれがしたい!!とかないんですね
なので西面で有名なデジクッパの店先にまで行っても「あんまりお腹空いてないしいいか・・・・」みたいになってしまって結局食べずじまいだったりでw西面でもロッテ百貨店行ったりして買い物したりとかって感じで適当に過ごしてました。日頃のだらしない生活が旅先でも発揮されます。調べるのダルイ。iPhoneに聞けばいいしー?その後、だらしなさのせいでプチハプニングが起きたため無駄な労力を使うことになる。
気づけば時刻は夜。自業自得のプチハプニングによってお腹もすいた。でも面倒くさいってことでホテル周辺で夕ご飯を食べることにします。
タイトル通り、釜山名物のデジクッパを食べに行きました。有名店とかも沢山ありますけど、名物なだけあって探せば割とどこにでもあると思います。私は適当な食堂の店先にデジクッパって書いてあったのでそこに入りました。デジクッパってそもそもそんなに高級料理でもないので釜山なら普通の食堂にも置いてあると思います。でも、今思ったんですけどハングル表記のみのところだと普通はわかんないですよね。
これがそのデジクッパ。
デジは돼지って書いて豚って意味なんですけどトンコツで出汁とかを取ってるんだと思います。白濁汁の中には豚肉や野菜が入っています。豚肉は柔らかく食べやすいです。スープは臭みはなく、淡泊な味わいで、塩気等ほとんど感じません。なので周りにおいてあるニラ、アミの塩辛、辛い味噌等を入れて味付けをしていくんだと思います。(予想)面倒くさいので食べ方も聞かずにとりあえず全投入で食べました。大体当ってる。普通にうまい。是非食べたらいい!って感じです。
私はかなり塩気が強いものや辛味が強いものを好むので全投入でよかったですが、辛いのが苦手な人は塩気だけで食べたりしてもいいと思いますし、日本人が食べやすいタイプの料理だと思います。
クッパなので米が汁に入ってるパターンもあると思いますがここは別で出てきました。個人的にはこっちのが好きです。米はキムチとともに食べていきます。
そして噂で聞いてましたが出てきやがったぜ
生のニンニク&青唐辛子
モロ、そのままな形してるだろ。ウソみたいだろ。生で食べるんだぜ、それで。
韓国通はこれを食べないと韓国に来た感じがしないと言う噂のこいつが出てきました。個人的にはニンニクは大好きなのですが生をそのままかじるというのは未経験でした。まあ、好きだし普通に美味しいだろ・・・と思っていざ、チャレンジ。
普通にうまい!
むしろニンニク無かったらこの食事はパンチが足りなくってあまり記憶に残らなかったかもしれないなーと思うくらいに生ニンニクうまい。何個でもいける。じゃあ、青唐辛子もいけるだろうと食べてみる。
これはいけない
青唐辛子は生でかじるものじゃない。リアルに咽た。どうもこれも個体差が激しいらしく「ボク からい唐辛子じゃないよ!」ってタイプもいるらしいのですが多分私のは大当たりのド直球の辛いヤツでした。あれ?これ、上島龍平とか出川哲郎のやるやつじゃない?って思いました。
青唐辛子以外は全て完食して店を出ます。7000㌆くらいだったと思います。
汁もの好きの方は是非ぜひ食べてみてください。店名?忘れた。
ババア&iPhoneの韓国漂流記11~釜山・甘川洞文化村を行く~
甘川洞文化村のカフェ
甘川洞文化村を計画も無く適当にうろついたあとカフェに入りました。適当に入ったカフェだったんですが思いのほか絶景で感動。店名?記憶してないけど、人にお勧めしたい。ぜひぜひオススメしたい。
こんな感じの窓際の席だったんですが・・・
テラスから出るとこんな感じです
いえーい!みんな、見てるー?って感じですよね。本当に気持ちのいいカフェで天気も良いし、窓から入ってくる風も心地いいし、言うこと無しって感じでした。調子乗って魔女宅の「優しさにつつまれたなら」を聞きながらアメリカーノを楽しみました。これ、完全にキキだ。ラストシーンのキキが屋根の上から町を眺めてるシーンのやつじゃん。ってババアの脳内で変換してました。思い込みって怖い。
この店、屋上もオープンテラス的な感じで素晴らしいパノラマを楽しめるのでガチオススメってやつです。ガチのガチ。
甘川洞文化村は景色だけじゃねぇンだわ
絶景だけじゃないんだわ。他にも見処たくさんなんだわ。
ハイセンスすぎて理解ができないオブジェもあります
この凄いよマサルさんみたいなのが星の王子さまという事実。なんか星の王子様っぽいやつ他にもいてました。そいつと写真撮るのに列が出来てたりしましたけど、私は並ばずにこちらを選択。
傾斜なため坂道があったり、急な階段が結構あるんですがすんごいご年配の方とかも上ったりしてましたが「いやーきついわー」みたいなこと言ってました。「わかるー」と心の中で同意してました。階段のしんどさは国境も世代も超えるね。
実際に住んでいる方もいたりして不思議な感じでした。結構どこもかしこも見処がある感じで、インスタ女子なら垂涎ものですよ。もうインスタのために爆誕した場所って感じでした。
ちょっとした小話。
この後、とりあえずチャガルチまで戻ろうとバス乗り場で待っていると、韓国の可愛い女の子から地下鉄ってどこですかと尋ねられました。「あぁ、地下鉄ね・・・」って言ったら私の下手くそな発音で「ハッ・・・・!!外国人の方ですか・・・!!!」って驚いてたんだけど、その顔がメッチャ可愛かった。ぇ━(*´・ω・)━!←こんな感じでメチャメチャ可愛い。
「どこ行きたいんですか?」等のやりとりをしたけど外国人の私には難しくってギブして「ごめんね、わからなくって・・・」って言ったら「ありがとうございます。すみません・・・(*´・д・)」って言ってた。・・・・・可愛い・・・。実に可愛い。10代の子かなー。ヤバ可愛い。
実はこういう出来事は結構あって・・・日本から来たK-POP好きのガール達とは違い、汚いワイドパンツと汚いタンクトップというオシャレとは無縁の恰好でうろついていたためか地元の人と間違えられることが多くて旅行中は交通機関の乗り換え方や道を沢山尋ねられました。ていうか韓国の人って積極的なので人にナチュラルに尋ねられるんだと思います。
一日に複数人に聞かれたりしてたんだけど、おばさんはあんまりお礼言ってくれなかったな・・・w外国人だと解ると無言で立ち去られたりした。若い人のほうが親切だったり優しかったりした。あー、でも優しいおばさんとかも結構いたなあ。やっぱいろんな人がいるんだなぁ。どの国もいろんな人がいますね。個人的な感覚では若い人のほうが全体的に立ち居振る舞いや人に対しての思いやりが洗練されてる感じがしました。
この後チャガルチに戻ってまたブラブラっとしたよー。
ババア&iPhoneの韓国漂流記10~甘川洞文化村で恋に落ちる~
ババア甘川洞文化村へ行く
甘川洞文化村とは・・・説明しよう!
韓国・釜山の山肌には集落がいくつかある。甘川洞文化村もそのうちの一つだが、そんじゃそこらの集落とは一味違う。各家が色鮮やかな極彩色感満載で景観を彩っているためインスタ映え感間違いなし!!「韓国のマチュピチュ」と呼ばれている・・・それが甘川洞文化村だ!!みたいな感じ。インスタ映えたかったらとりあえず行けばいい。撮ればいい。
行き方はざっくり言うとなんかチャガルチあたりから出てるマウルバスっていうのに乗って行ったよ。漢字でも書いてあるし、どうせ降りるところで観光客がドッと降りるから難易度低めだと思う。ただ酔いやすい。気を付けて!!
バス停に着いて降りたら「完全に観光地だ、これ」。って感じで、なんか人の流れに沿ってフラフラ歩きます。これがきちんとしたレディーなら下調べしたりするんでしょうけど、私はしませんっ!!だらしないからっ!!!
まあ、とりあえず写真を見てください。
超綺麗でしょ?!ちょっと興奮しません!?
これ生はめっちゃ気持ちいい景観なんですよー。写真じゃ伝わり切りませんよねぇ。流石のiPhoneも空気感までは伝えきれません。甘川文化村でぐぐってください。そっちのがいい写真あります。
天気も良かったし、本当に気持ち良い場所でした。行く道中もシャレオツ感満載のアート作品がいっぱいあるんでテンション上がります。
見よ、この、インスタ映え必至のアート感。
魚だ!!
羽だ!!
色とりどり~!
バス停からは人の流れに沿って歩けばいいです。適当に歩いてると大体の見処は堪能できると思います。多分スタンプラリーとかあってガチ勢の人たちは結構歩いたりしてるんだと思うんですけど、面倒臭いのでそんなことしません。だって、そんなことしなくても素晴らしい景色が見れるんだもの♪
一人でテンション上がりまくって普段はぜんぜんiPhoneのカメラ機能無視してるくせに景観の写真を撮りまくってました。すると途中、ガチャポン形式の占いに遭遇。(写真撮ってない)
「2019年のこと占うよ!」みたいなやつで干支で分れているガチャポンでした。普段は非ロマンティックババアなんで占いなんて無視しますが、今日のババアは一味違うぜっ!!と迷うことなくやる。干支は秘密♡年齢ばれちゃうもんねーだっ!
そしてここで運命の出会いが・・・♥
占いはコインを入れるっぽいからなんか手持ちのウォンのコイン入れようとするもなんかダメ。入らない、回らない。乙女チックなことしようとするといつもこれだよ・・・。と思いながら半ばイライラしていると、隣の韓国人男性も回らない様子。二人で思わず顔を見合わせて
「フフッ♪回らないね・・・」
って微笑み合いました。ちょっと想像してみてほしい。ドラマチックな感じの間合いと距離感で私たちは出会ったのだ。そこをちょっとリアルに想像してほしい。
男性はすぐに自分のは回すことができて、私のところに来て私を助けてくれます。超優しくて紳士的。「あぁ、これはコインを買うんだよ」って教えてくれて1000ウォンだかでコインを買います。だらしないので値段は覚えてません。そのコインでガチャポンを回す方式でした。
無事、ガチャポンをゲットしたので男性にお礼を言い、改めてその男性を見ると・・・
ガチのマジでこんな感じだった。(大袈裟じゃないからな!?)必至に画像検索して見つけてきた。
私のハートに凄まじい勢いで火がついた。
うおォン、俺はまるで人間火力発電所だ。状態。でも、ちょっと話すと男性は去って行ってしまった。そうだよね、そんな簡単に運命の出会いんて転がってないよね・・・。と思い、占いに目を通すと「大吉」。いやいや・・・これはちょっと良いことが起きるのでは?!という予感を感じつつ、観光をしていると、文化村内のいたるところでこの男性と遭遇することになる。男性も一人で来ているようで、同じ方向に進んでいるので結局顔を合わせることになる。
顔を合わせる度に会釈する私と男性。「ま、まあ、観光地だし見て回るところなんて一緒だしぃ~?」と冷静を保とうとするも、これはひょっとして運命なのでは!?と15%くらい期待をしてしまう。これが女のよくないところだ。
ただ、観光にも夢中になっていたし、男性のことが頭から離れ始めた頃、そろそろ疲れたし・・・と一件の喫茶店に入った。
すると・・・・
なんと・・・・
そこにも先ほどの男性が!!!
これは100パーセント運命だ。(確信)
私の時代到来だわ!!
って思ったけど、そこでも会釈して終わっただけで向こうは私に全く興味なさそうでした^^困ってる外国人に優しい親切な人でした。・・・彼に良いことが起きますように・・・!!
以上で恋終わりー。
ババア&iPhoneの韓国漂流記9~釜山 国際市場 トルゴレのスンドゥブ~
釜山で有名な「トルゴレのスンドゥブを食べたよ!」
チャガルチ市場をフラッとした後、そろそろ朝ご飯にしようとiPhoneに相談。「国際市場にあるトルゴレってお店のスンドゥブが美味しいよ!」っていうのをやたら教えてくれるのでそこに決定!ちょっと複雑な道のりな感じがするけどグーグルマップが全て教えてくれます。さすが世界のグーグルです!!いつかグーグルに就職してみたいくらい憧れます!!!
かなり簡単に到着~!
安くて美味しい店・・・?って書いてあるのかな???
二階に上がるとあります。時間も時間のせいかかなり空いてました。メニュー数もかなり少なく、多分観光客慣れしてる店員さんにスンドゥブを頼みます。言葉ができなくてもスムーズにいけるでしょう。(日本語表記あった気がするし)
これがスンドゥブと白米です。器からこぼれちゃってます。グツグツ言ってて美味しそ~💛そして案外量が少ない。(むしろ一人旅とか女の人にはありがたい量)そして何より美味い!!私が今まで食べてきたスンドゥブの中でも一番といっていいほど美味しかったです。看板に書いてある通り安くて美味しい店です!辛さがマイルドなので日本人向けですし、あとはキムチがガチウメェ!!!!このキムチが本当に美味しかった!!!!
・5000ウォンという安さ
・ちょっと少な目な量でペロリといける
・朝7:00から開店している
っていう感じで朝ご飯向きだな~と個人的には思いました。朝早くチャガルチに観光しに行くなら是非オススメですよ。本当に美味しかったんだよなぁ~。まあ、韓国だったら普通の味なのかもしれません・・・。
旅行中に思ったんですけど、鍋物(主に辛いもの)に関してはやっぱり韓国は日本より味付けがいい感じに思いました。というのも多分なんですけど日本は辛いものに関しては急にバカになりません??「辛くしました!!!」みたいな取って付けた感があるというか・・・。やはり韓国は辛いものに関してはその道のプロなので深みというか味が立体的なんですよね。日本のはベタッとしてるというか味が点みたいな。辛いものに関しては本場に限るな~と旅行中に思いましたし、今これを書いてる間にも韓国の味を思い出して食べたくなってきています。韓国の味ホリック中。
その後、もう一度、店が開いてる時間に国際市場に行って記念に一枚。
それからまたふらふらしてオリーブヤングなどで買い物をしました。その後スタバに行って一休みしながら次の行き先をiPhoneに相談することに。
抹茶なんとかを頼みました。ていうか英語がハングルになってるのってめっちゃ難しい。日本人的には一番難しい気がする。韓国人もカタカナ難しいって言ってたけど、同じ現象だろうね。旅行中、一番オーダーするのに難儀した。メニューがスラスラ読めねえ。キョドる。
この時点で時間はお昼前くらいで、ぜんぜん時間に余裕もあったしどこ行こうかなーって調べてると甘川洞文化村というところがやたら引っかかってきます。韓国のマチュピチュらしい。写真見てるとこりゃあインスタ映えするな!って感じのイマドキ女子には要チェックの場所なので行くことに決定。まあ、私はインスタもやってないし、イマドキでもないし、女子でもありませんが気にしません!!
次回は甘川洞文化村に行きます。
ババア&iPhoneの韓国漂流記8~国際市場で逢いましょう~
釜山・国際市場に行くよ!
今回は行先も決めない成り行きの気ままな旅と決めてましたが国際市場には絶対に行くと決めていました。
私は韓国語を勉強していく過程で「韓国文化に全く興味がない」という避けきれない問題にぶち当たったことがあります。韓国人の友人にも「そこまで韓国のコンテンツに関心がないと語学を勉強するの難しいよ」と指摘されたことがありました。
アイドルにハマってみようとBTS等を見たこともあったんですが、覚えられない&覚えても髪型を変えられると振出しに戻るという若い子の顔を見分けられないおばさんあるあるを発揮し続け断念。(顔はかっこいいんだけどフォルムが同じ型な気がして覚えられない)
ドラマを見てもかったるくなってしまい継続できない・・・。(多分面白いドラマもあるんですけど、連ドラ見るのダルイよ~)
そんな時に映画はどうだろうと思って韓国映画に手を出したら麻薬のようにハマることができたんですね。特にヤクザ映画がオススメ。私は初韓国映画が新世界だったんですけど「新世界」は本当に格好良すぎて・・・・・。あぁ、語りだしたら止まらない。まあ、そんなこんなで私は韓国映画の世界にハマるのです。落ちるのです。
ていうか、ファン・ジョンミンにハマるのです。ぜんぜんイケメンじゃないんだけど(←失礼)演技がとにかく格好いいんだってば。新世界のチョンチョン兄貴は映画史に残る名兄貴なんだってば。
右が兄貴です。騙されたと思って一度見てください!
そんな名俳優ファン・ジョンミン様が主演している「国際市場で逢いましょう」という映画。控え目に言って超最高です。私の韓国映画史の中ではトップ5に絶対に入ります。本当大好きです。
韓国の近代史が解るし、(フォレスト・ガンプみたいな感じ)本当にオススメです。「あぁ、どの国のお年寄りも尊敬しなければな」と純粋に思える映画で大好きです。本当に不思議なんですけど韓国のお年寄りも勿論、日本のお年寄りも愛おしく思えるんですね、この映画は。(日本全く関係ないのに)それだけ映画が訴えるものが強かったんだと思います。小難しくなくてサラッとしていて説教臭さもありませんし、素直に受け入れられるんですよ。とにかく大好きなんです。だから絶対に映画の舞台である国際市場に行こうと決めていました。
前置きが長くなりました。
そんなこんなで一日目はまず国際市場&チャガルチに行くことに決定!!
交通カードのT-MONEYカードを購入してしまえば簡単に交通機関を使えるのでコンビニでゲットして地下鉄に乗り釜山駅からチャガルチ駅まで行きます。駅名は日本語表記もあるので簡単に乗れると思います。T-MONEYのチャージも簡単ですよ。あとアプリとかもあるので乗り換えとかも簡単に調べることができます。そう、iPhoneならね。
チャガルチ駅に到着。
まず国際市場にフラっと行ってみるんですけど朝早すぎてお店空いてない問題が発生。
でも、ちょっと狙ってたんですけどね。準備中の感じとか見てみたくって。その方がなんか生活感が見れて楽しいじゃないですか。みんな開店の準備してました。準備している店の人を眺めて「あぁ、こうやって今日も地球は周るんだな」と思うと不思議です。みんな営みがあって、幸せだなぁ~って気分になります。
初見の場所で入り組んでいるためたどり着くのは難しいかと思うでしょ?でも大丈夫。グーグルマップがあなたを目的地まで導いてくれます。そう、グーグルならどこへでも行ける。
ってことで簡単に到着。
あったぜー!!!コップンの店!!!!!
ヤッホー!ファンジョンミン様!いえーい!!見てるー?
これが映画に出てくるお店です。ちょっと感動してウルっときます。
でもまだ開店前なので店閉まってるし、オープンしてからまたもう一回来ようと思って今度はチャガルチ市場をウロウロしに行きます。
うーん、向こうに見える街並みが肉眼だともっと綺麗に見えるんですよ。
写真だと惜しい。いえーい!みんな見てるー?
ここでしばらく釜山の港眺めたりしてました。まだ朝早いので人通りも少なく、天気もいいしでかなり気持ちよかったです。
この後、朝ご飯を食べに行くためにもう一度、国際市場に行ってコップンの店を見に行きます!
ババア&iPhoneの韓国漂流記7~マンドゥに釜山名物ミルミョンを添えて~
ホテルに到着して一息ついて速攻外に出たよ。
時刻は18時過ぎくらいだったからホテルの周囲をうろついたり買い出しをしに行きました。
駅前なので一通りのものが揃ってる感じです。オリーブヤングとかコンビニとか色々。
釜山駅周辺の写真撮ろうと思ったんですけどなんか工事中だったりしてあんまり景観よくないんで撮るの忘れました。日頃写真撮る癖がないとこうなります。でも、逆にあとで見返してみると撮影してあるものってよっぽど感動したんだろうなって思えます。
時間も時間だし遠出はできないので近くで夕飯を食べに行きました。
何も調べてきてないので名物なんてわからないです。
でも、大丈夫。iPhoneがあるから★iPhoneで調べると近くの名物料理の店がすぐにわかります。あなたが欲しい情報をすぐにお届け。そう、iPhoneならね。
釜山名物のミルミョンの有名店がすぐそこにあるのでそこに行くことに。
草梁ミルミョン/초량밀면というお店です。
草梁ミルミョン|釜山駅(釜山)のグルメ・レストラン|韓国旅行「コネスト」
韓国はおひとり様文化がないので一人で行くと迷惑がられるということを聞いたことがあるのでちょっとドキドキしながら店内に入りました。
「一人だけどいいですかー?」って聞くと「ガッテン!あっちに座りな!」(がっつり意訳)って感じで結構広い座敷席に案内してくれます。こんなに広い席いいのかな?恐縮ですって感じです。あと、隣のテーブルがイケメン二人組で「デュフフッ」ってしたけど、イケメンはこちらを一度も見てくれませんでした^^いっつもこうなんだよなーおっかしーなー。
名物のミルミョンとマンドゥを頼みました。
多分日本語話せない店員さんですし、メニューも日本語表記あったか覚えてないです。
でも、こういう専門店ってメニュー数が少ないし指さしでどうにかなると思います。あと、観光客慣れしてる所の店員さんはこちらが所望するものを秒で分かってくれます。エスパーかな?
やはりエスパーだったのか頼んで秒でマンドゥが出てくる。本当に秒で出てきます。
多分蒸し器で作り置きしてるんでしょうね。
一個一個がでかいです。重量級です。蒸し餃子です。美味しいです。
私は元来餃子大好きで家だと30個は必ず食べるくらいの餃子ババアなんですね。でも手作りが好きで王将とかの餃子は「別に美味しくないじゃん?」って感じのタイプです。父から「多分韓国の餃子は我が家の味にちょっと似てるから気にいると思うよ」って聞いてたんですけど、確かに。メッチャ美味しい。隣のイケメンのことなんて頭から無くなり夢中で食べます。色気より食い気です。韓国のマンドゥは日本人好みの味だと思います。辛いもの苦手だったり飽きた人はマンドゥおすすめですよー。
餃子ババアしているとミルミョンが到着。
麺に小麦粉が使われてて普通の冷麺とちょっと違うらしい。
多分この鋏で切るんだろうなと思って雑に切って実食。
私は元来の冷麺好きなのでめっちゃ期待してましたが個人的には美味しくはなかったです。安心してください。不味い!とかではないです。完食しました。普通です。名物的に日本にない味を楽しむ!って感じで行くなら海外旅行感満載でオススメです。店も入りやすいですし。ただ「うまーい!」「おいしー!」とかいうタイプの食事ではないですね。
麺は美味しいです。スープが薬みたいな味がしてサッパリいただけるんですけど市販の漢方胃腸薬みたいな味がします。癖が強いんじゃあっ!って感じです。(でも薄味なので大丈夫かな?)
辛いの平気だったらビビン麺もあったし、癖強めのスープも無いし、そっちのほうが日本人好みかな?って予想できます。なんか調味料とか混ぜて味付けていけばもっと美味しくいただけたかもなーって悔やまれますね。今思い出すと日本にない味でなんか食べたくなってきました・・・。
マンドゥは本当にオススメです。でも普通の女子はこの量多いと思うのでシェアしてみるのがオススメです。二人で行くなら麺一つ頼んでマンドゥを二人前とかでシェアするのがいいかも。マンドゥメインで楽しむのがおすすめです。それくらいマンドゥオススメなんですってば!!!
どちらも完食してホテルに帰ります。
どうせホテルに帰ったらおなかすくかなあと思ってこれ買った。
癖になる味。止まらない。これのアーモンドのやつはお土産で買ってたら好評で知り合いはネットで追加注文してました。私は歯科矯正してるので固くって食べれませんでした。
これ買いにコンビニ行って驚いたこと。韓国の店員さんめっちゃラフ。
携帯とかいじってる。まあコンビニなんでそんなもんでもいいのかな?って外国行く度に思います。ていうか日本人の労働意欲が凄まじいんだなあと改めて思いました。知人の韓国人が日本での就職を考えたけど日本人水準の真面目さ求められるのキツイからやめたって言ってた。
父曰く「それでも韓国の人は日本人から見ると理解しやすい労働姿勢だよ、近いよ、日本が世界基準から見たら異端なんだよ」って言っていたので他の国に行ったら日本人の労働姿勢ってマジキチレベルのガチ勢なんだろうなって思いました。日本のこういうところやっぱり好きだなー。もちろん、他にも真面目な国も多いと思いますけどね。
外国人と話すと「日本人って真面目!」ってよく言われるんですけど、私が真面目じゃないので「またまたー」って思いがちでしたけど、こうやって外国行くと日本人って真面目なんだな!って実感させられますね。ちなみにこの手の話した後に「あなたは日本人ぽくないよね!」って言われること多いんですけど、それってつまり・・・。ドンマイ自分^^
ちょっとした小話。
レジでお金払ってると若い男の店員に「日本人ですか?」って英語で聞かれて、「そうです」って答えると「一人で来たの?」って質問されだしてちょっと警戒していると、隣にいたおばちゃん店員が「やめな、やめな」と男の店員を止めてくれた。
おばちゃん「やめな、やめなよー」
男の店員「いいんだよ、喜んでるよ」(がっつり意訳)
おばちゃん「最近の女は賢いからそんなバカじゃないよ」(がっつり意訳)
って言ってておばちゃんGJ!と思った。
確かに最近の女は賢いもんね。韓国語多少わかるとこういうやり取りが解って楽しい。
あれ親子だったのかな?って感じのやり取りでめっちゃ面白かったです。
最後にホテルにあった本。
右が聖書、真ん中が仏教、左が「家族、友達、仕事のために自分を知ろう」的な事書いてある本。なんだろ、これ。
韓国って宗教に寛大で、クリスマスだけじゃなくってお釈迦様の誕生日?も祝日だったりして宗教をしっかりやってるってのを聞いたことがある。若い子はそんなことないって大学生が言ってたけどどうなんだろう。ちなみに、私は手塚治虫のブッダ全巻読んでます!ってのが唯一の宗教観です。
ちなみにこの日は万歩計見たら11595歩も歩いてました。
明日からいよいよ本格的な韓国旅行が始まるよ。もっと歩く!!