ババア＆iPhoneの韓国漂流記１８～ソウルのお宿・グリッドINN～
ソウルに到着して、荷物を置きにまずホテルにチェックインしに行きました～。鍾路にあるGrid innさんです。オススメ。シンプルにオススメ。また泊ってもいい。
Grid iNNのオススメの理由
立地がいい
シンプルに立地がいい。鍾路３街って駅を利用することになると思いますが、すぐそこです。大通りもすぐそこ。コンビニもすぐそこ。ソウルの中心地にあるので、私はこのホテルを拠点にしていろんなところに歩いていきました。近くに観光地も沢山あって私は散歩がてらフラフラと広蔵市場とか行ったり、清渓川もめっちゃ近いのでフラッと夜に観光しに行ったりしてました。便利な立地なので沢山歩いちゃいました♪
周囲が栄えてる
これは上記の立地が良いっていうのとも関連するんですけど、周囲が栄えているので安心感が強いです。ホテルまで行くのにちょっとだけ小道に入るのですが、その小道も有名飲食店とかあるので全然怖くないんですよ。女一人旅だとちょっと遠くに夕飯食べに行くの怖いなあって思っても名店がすぐそこにあるし、大通りに出れば飲食店沢山だし。ちょっと歩けば屋台だらけのところもあるし。この栄え方は安心感に繋がってよかったです。
ちなみにここが超オススメ！！！
絶対行ってほしい！！！！！！
期待してなかったけど洋食朝ご飯がうれしい
ちょっとしたブッフェ形式の朝ご飯がついてきます。卵料理＋パン＋飲み物（コーヒー、ミルク、ジュース）って感じのものです。卵は目玉焼き等を焼いて持ってきてくれるんですけど作り置きじゃなくって、必ず焼きたてを持ってきてくれます。（これ地味にポイント高いですよね？）それから、韓国のパンに期待してなかったので逆にまずいほうに期待していたんですが裏切られました。普通に美味しい。しかも内装もカフェ風なのでオサレ感強いです。女子は好き。あと西洋の人が多いから西洋風のオサレ。
狭いながらに清潔なお部屋
狭いです。正直狭いです。でもベットは広いし、テレビの配置とか狭いながらにちゃんと置かれていて文句はありません。ていうか正直、同価格帯の日本のビジホよりは相対的に見て上だと思います。あと、ちゃんと綺麗。トイレもシャワーも綺麗。浴槽はありません。
言葉は通じない・・・？でも、大丈夫！！
言葉は日本語は通じないかも・・・？私は全て英語でやり取りしてました。朝食の卵の有無も英語で聞いてくれます。釜山の東横INNは日本系なだけあって日本語バッチリ！でしたが、ここは英語オンリーって感じかも。アジア人以外の宿泊客も多かったし、多国籍感が凄いです。ただ、クチコミ見てると日本語をしゃべれる人もいるっぽいのかな？フロントは常時一人？だったと思うんですけど、いっつもニコニコしててめっちゃ可愛いです。どの子もニコニコしてました。疲れて帰ってきてあの微笑みにはグッと癒されたりします。ていうか、外国のホテルのフロントは安いところはニコニコしてくれてるだけでいい。それだけで癒される！
価格が安い
安くてエグイ。いい意味でのエグイ。この満足感でこの値段はかなり熱い。いや、いや、本当に。今回の韓国旅行は釜山の東横INNにしろ、ソウルのグリッドインにしろ大当たりでした。何で宿取ったんだっけー？ブッキングドットコムか・・・？いや、もうわかんない。適当に地図見て立地見てクチコミ見て決めたんだけど、やっぱ、時代は便利ですよ。クチコミで大体の良し悪しがわかります！サンキュー、iPhone、サンキュー、アップル、サンキュー、ジョブズ！
あ、写真はぜんぜん撮ってない。
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１７～KTXでソウルへ・紳士がいっぱい～
KTXのチケットは日本で手配したほうがいい
この日は朝から移動でした。KTX（韓国高速鉄道）で釜山からソウルまで移動します。KTXの切符は日本で事前購入していました。チケット？みたいなのを日本から印刷して持って行って窓口に行ったら「これこのまま乗れるよ」って言われました。なんということでしょう。すごく簡単です。外国語話せる自信なかったらこの方法オススメです。超絶簡単です。
私はKONESTで手配しました。
多分他にも手配できるルートとかあると思うんですけど、ググるの面倒くさいのでこれで良かったんです。
列車は凄く快適でした。何時間乗ったかなー？だらしないので覚えてません。なんかずっとPC作業してた気がします。それから、列車内は結構混んでますので、チケットはお早目に。KONESTは一か月前から予約とれたっけか・・・？あ、あとトイレは釜田から乗った慶州行きの列車よりも綺麗でした。
紳士だらけの韓国
駅のホームに行こうとする道中、韓国人紳士達が結構、声をかけてきてくれて、（私の手にある切符を奪い取って見てくれて）どの列車に乗ればいいかとか、重いスーツケースを持って行ってくれたりとか、列車に乗ってからもスーツケースを荷物置き場に入れてくれたりとか・・・まあ、紳士がいっぱいなんですって。
これは本当に大袈裟な話ではなく、ソウル市内でもスーツケースを持って移動していると持って運んでくれたりとか手を貸してくれる人が結構います。これは本当に驚きました。
えー？ナンパ目的じゃないのー？って思う人もいるかもしれませんが、本当に普通のおじいさんとかも助けてくれます。当たり前のように後ろから「ケンチャナヨ～？」とか言って手を貸してくれるんです。私が外国人だと気付かないで助けてくれたりするので話してみると驚かれたりします。「あ！外国人か！楽しんでね～」って感じで爽やかに立ち去っていきます。もちろん、若い人の中には助けてくれた後に「ちょっと、連絡先を・・・」って言う人もいます。そういう場合は教えないほうがベターだと思います。韓国がいくら安全といえども女の海外一人旅ではどんな国でも「相手が安全かどうか確認する」前にその場を立ち去るのが良いと思いますよ。絶対良い人だとは思いますが、羽目を外しすぎないのも旅行者のマナーなのかなと思います。その場で世間話を楽しんだりするのは良いと思いますけどね。
このどこでも助けてくれる感じには本当に驚きました。日本だと『「大丈夫か？」と言いながらスーツケースを運んでくれる男性が現れる』事案が発生・・・になりかねないので日本の紳士達（紳士だけじゃなく若者）にはなかなか出来ないことなのが悲しいですね。私も日本国内でこれをされたら警戒してしまいます。外国の旅先というフィルターがかかって素直に受け入れられる行為なんだもんな～。海外ハイってやつですね。
この体験はかなり多くて、帰国してから感動しながら父に話すと「俺はそんなことしてもらったことない」と言っていました。母が「そりゃあ、おっさんのことは助けないよ」って言ってて世知辛い世の中だなと思いました。おっさん、しんどい。ただ、私は背が低いので遠目は子供に見えると思います。パッと見、保護対象に見えるのかもしれません。助けてみて「あら、ババアだった」って感じでしょうか。
この後、首都・ソウルレポが続きます。
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１６～慶州から帰って海雲台へ・チキンの宅配～
慶州から釜山へ帰る電車でプチ事件発生
慶州から帰るとき、ローカル鉄道で帰ったんですが「〇〇駅までこの席で、●●駅からは別の席に移るんだよ」という不思議な席の取られ方をされました。切符買ったときに販売員のお兄ちゃんが必死に訴えてて「あー席移るから外人の私のこと心配してくれてるんだなあ」と思いました。あんまりないもんね、外国では。隣の席の韓国人が「あーこれ外国人には不便だよね～、韓国人にも不便だもん」と言っていた。
途中、席を変える駅についたので席を移ろうと移動したのですが・・・私の座る席に韓国のおばちゃんが座ってる。しかも寝てる。しかもラブリー系じゃない。怖い系。（これ重要）
「・・・・・。これは言えない・・・。言っちゃあいけない・・・！！」と思ってどっかで立ってようと決意していると周囲の韓国人のオッサン達が「なんだ座れないのか！？」「〇〇番だ！！」「人が座ってるぞ！！」「日本人か！言えないんだな！言ってやるからな！」と私の切符を見て大騒ぎしてくれて、寝ているおばちゃんを起こしてくれて強制立ち退き（？）させてくれました。オッサン達GJ！ちなみに立ち退きされたおばちゃんにお礼を言ったんですが睨まれただけで、何も返してくれなかったです。これが韓国にいる怖いほうの強烈なおばさんですね。
オッサン達には降りるときに再度お礼を言いにいったんですけど、優しく「いいってことよ！礼には及ばないぜ！」的な感じでした。これが本当の「イケメンですね」です。チャングンソクなんてボッコボコですよ。（見たことないけど）
やっぱり世の中、ちょっと怖い人がいて困ってたりすると助けてくれたりする人がいて・・・外国の旅っていうのはこの二つがバランスよくあってこそ楽しめるのですよ。極端なことはあってはいけない。多様性が楽しいのさ。
海雲台へ行ったよ
慶州から帰ってきて時間もかなり余裕があったので海雲台方面に行きました。リゾート地的な感じで近代的な建物が並んでます。
実はThe bay 101に行ったんです。説明しよう。The bay 101とは昨今できた釜山海雲台のシャレオツ感満載スポットで、リア充や富裕層感満載の場所なのである。私が行ったときは雨が降ってたりで景色はあんまりでしたが、映えたい女子は必見スポットである。画像検索してください。食べ物もあるよー。
ここから見る夜景が激アツとのことなので見に行ったんですが、日ごろの行いが悪いせいか雨降ってきたので帰りました。あと韓国は日の入りが異常に遅いです。８時くらいにやっと沈んでた気がする。時差無いって無理あるよって感じです。夜景見れなくってざんねーん。
でも、居るお客さんが美人や富裕層しかいなかったです。私は富裕層を見るのが好きなので「捕まるんじゃないか」ってくらい観察出来て楽しかったです。あと５分いたら韓国警察が動いてたと思います。危ない。
そのあと西面で海鮮鍋でも食べようと思ったのですが、雨降ってるし傘買うの面倒くさいのでホテルの部屋でチキンの出前を取って食べました。
チキンを出前する
ヤンニャムとオリジナルの半々です。えっとね、日本のフライドチキンは某カーネルおじさんのところが有名で、みんなあれを想像するというか「チキン＝カーネル」という方程式が成り立っていて、胃袋から戦後教育アメリカ漬けみたいな感じだと思うのですが、韓国のチキンはちょっとそれとは違います。
もっと軽くって何個でも行ける感じです。あと冷めても食べれる感じのタイプの衣ですね。カーネルのことも愛してやまない私ですが韓国式チキン達にも是非日本にカチコミに来てほしいなと思いました。若者の脳みそをK－POPで支配するよりもチキンで胃袋掴むほうがいいと思います。あまりの美味しさに全て平らげました。これも立派な韓国グルメとして成り立っているのでオススメです。20,000ウォンだったかな？
頼み方なんですが、メニュー見るの面倒くさかったのでフロントで「一番有名なチョンキョンチキン？でヤンニャムとオリジナルのパンパンでおねっしゃす」って言うと解って頼んでくれます。でも、他にもメニュー沢山あるっぽかったです。韓国は食文化を大切（オカズ多かったり）にするので出前文化とかも独自に発展しているので種類や店舗は多岐に渡ります。アプリとかでも頼めるっぽいんですけど、韓国の電話番号とかないと無理だと思うのでフロントさんで頼むのがいいです。特に釜山の東横INNは全員日本語話せるので日本人でも余裕で頼めます。本当オススメのホテルです。
「ヤンニャム辛いですよ？」とか親切に言ってくれますし、あと接客も日本人水準的にOKな感じで、快適に滞在できるよ。（韓国のコンビニとか場所によっては不愛想で日本人的には驚く）
翌日はソウルへの移動だったのでチキン食べて、ダラダラしてすぐ寝ました。
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１５～韓国・慶州・仏国寺は映える！～
仏国寺のインスタ映えがパネェ
私はインスタをやっていないんですけど、韓国のお寺系は結構インスタ映えをします。というのも、色彩が極彩色チックだったりするからです。まあ、私はお寺に詳しくないんですけど・・・。ただ日本のお寺慣れしてる人とかは物足りないとかいうので（主に年寄りがそれを言う）若い人向けな気がします。
それに天気のおかげか普通に歩いていて気持ちよかったです。綺麗です。韓国は道は本当にほんのちょっとだけ日本より汚い感じなのですが寺院系はやっぱり綺麗です。私は三度の飯より観光地が好きなんですが理由が「皆、幸せそうだから」なんですね。韓国人も外国人も沢山いましたがみんな幸せそうにしてて幸せでした（？）
あんまり時系列など覚えてないんですが写真で適当に振り返っていきます。極彩色感と幸福感を伝えていきたい・・・・！！！
バス酔いしてグロッキー状態でしたが、バス酔いも癒す程、緑豊かで、仏国寺の本丸まで少し歩くのですがお陰様で気分も回復しました。
再建なんですけどこの極彩色感・・・あんまり日本の寺院には見られないでしょう？昔の日本の仏教寺院は極彩色だったらしいんですけどね。信仰が薄くなり、費用もかけられないから色味が無くなっていったっていうのはガチなんでしょうか？まあ、色味が無い感じが私の中でお寺って感じですけどね。私の知識ってたまたまやってた運慶快慶展を見に行く程度なので殆ど無知なんですけどね。
ちなみによくはわかっていない。よくはわかっていないが、建造物のすばらしさを素人のiPhoneのカメラで伝えるって無理ゲーだよ。あぁ、口惜しい。ちゃんともっとデカイし、荘厳な眺めだよ、これ。
日本とは趣が違ってこれもまたいいですよね。西洋の人とは違って類似点や相違点なども楽しめるのが同じ文化圏ならではですよね～。
ってな感じで割と興味深く楽しく見ることができましたよ。
特に寺院とかに興味ない若い女の子でも楽しめるんじゃないかな～っていう感じでした。皆マナー守って秩序良く楽しんで観光していらっしゃるので、ゆっくり見れてオススメです。日本の神社仏閣って赤はよく使われてるイメージだけど、他のってあんまり無い感じで・・・っていっても去年行った宮島くらいしか記憶に残ってないから何とも言えないんですけど。そういった意味でも斬新な感じで楽しかったです。
その後、近くのカフェでご飯たべながら一休みしました。スプーン可愛いでしょ？食事は米と具材を混ぜろ！！ってかんじなんでしょうけど「白米食べたい！」って感じなのであんまりまぜまぜ～しませんでしたｗ明太子あるし日本人的な感じで白米を食べ進めました。白米を日本人的な感じで食べるのに飢えてたので大満足でした。
この後、バス酔いを考慮するとあと一回くらいしか乗れないだろうと思って慶州駅までバスに乗って帰ることにしました。
そこでちょっと心温まることが・・・。
バス停でベンチに座って待っていると結構なおばあさんが来たので「どうぞ座ってください」と席を譲ると「あんたのが荷物背負ってて重いじゃん！あんたが座りな！」って言ってくれました。お互いにダチョウ倶楽部よろしく「どうぞどうぞ」しまくってると「じゃあ一緒に座ろう！！」と一人分の席を二人で座ることを提案されめっちゃくっついて座るという謎なことが発生。おばあさんの顔、すぐそこにある。韓国のおばあさんのこういう人懐っこい感じ大好きだ。
バスに乗った後、乗り物酔いの天才児の私は無事に座れて一安心していたのですが、暫くして２歳児くらいの子を連れたお腹の大きい妊婦さんが乗ってきました。「座ってください」と譲ったら、その妊婦さんは今度自分が降りるときにわざわざ私のほうまで来て私に「私は降りるのでどうぞ座ってください」と声をかけてくれてちょっと嬉しかった。酔いかけてたから本当に嬉しかった。いい赤ちゃん生んでください。もう生まれたかな？
こんなハートフルもあって楽しく仏国寺見学は終わりました。
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１４～韓国・慶州・仏国寺に行くバスの車窓から～
慶州駅からバスに乗って仏国寺へ
慶州駅目の前にあるバス停に乗って仏国寺に向かいます。バスの乗り方なのですが観光客（外国人）にもわかりやすくバス停に書いてあるし、各バスには番号がついていて、その番号で回る停留所が決まっているので乗る分には問題ないかと思います。（記憶曖昧）しかし、いざバスに乗ってみると「めっちゃ混雑」って感じです。慶州そのものが街中観光地だらけなのでバスの中は韓国人、外国人と観光客で沢山です。そこが難点です。
それからバス内の停留所の書いてある案内が小さい（＆混雑）ので読めません。なので車内アナウンスに頼って降りる停留所を確認しなければなりませんが、車内は混雑していたし、周囲の音で全然聞き取れません。（そもそも日本語アナウンスあったかな？）こんな感じなのですが、多分行き方詳しく書いてあるブログとかあります。仏国寺と石窟庵が慶州観光の二大観光名所なのですがそこを効率的に周る乗り方はそんなに難しくないと思う・・・。本当は二か所とも行く気満々でしたが、私は諸事情により仏国寺にしか行かなかった。
このバスが私の韓国旅行で一番の修羅場
前記事にも書いた（ババア＆iPhoneの韓国漂流記１３～慶州へ行く車窓から～ - ババア＆iPhoneの韓国漂流記）「オッサンのウンコ💩場を目撃する」もかなり衝撃的だったが、それよりも個人的には修羅場だったのがこのバス。このバスで韓国人の国民性である「めっちゃせっかち」を己の身を持って知ることになり旋律する。
バスの運ちゃん、停留所に着いても降りる人を待たずに出発してしまう問題
せっかちすぎて全員降りるまで運ちゃんが待てない。ていうか見てないから、秒で止まって秒で出発する。「おじさん！まだ降りてない！」と若い女性の叫び声が響き渡る。車体の前のドアからではなく車体中央にあるドアから乗客達が降りるんですが、車内が混んでるため運ちゃんにはその辺が見えていないんですね。だからサイドミラーで「あ、もう出てこないかな？」って運ちゃんが思うと秒で走り出します。秒です。そんな感じなので若い男性が「降ります！！」と叫び、自身が降りることを主張したり。もう、バスの中心で降車を叫ぶって感じ。降車するハードル高いな！！「私も降りれなかったらどうしよう・・・叫ばなければいけないのか・・・！？」という緊張感が凄まじい。
かなり早い段階で交通カードをピッしにいく問題
降りる際に、出口ドア付近に交通カードをピッする所があるんですが、車内がある程度空いてくると韓国人はみんな前持ってピッしに行く。なんてことはない出来事なんですが、日本人の感覚だと「降りる時にすりゃーいいじゃん」なんですよ。しかし、韓国人はそうは思わないんですね。降りる停留所に近づくと、こぞってみんなピッしに行きます。その光景を見ると「だめだ、一秒でも遅れてはならない。流れに乗らなくては・・・」と意味不明な謎の焦りを感じる。郷に入れば郷に従え。その言葉が私に重く圧し掛かる。
様々なプレッシャーを一身にこの身で受け止めるババア。もう、若くない。その体はとっくに限界を迎えていた。酔った。しっかり酔った。
うるさいと注意される問題
そんなピンチの中で隣の親子が楽しそうに会話をしていた。酔った意識の中でも微笑ましいと思える。しかし「声がうるさい、車内アナウンスが聞こえないだろ！」と注意する男性が現れ、刹那、ビビり度MAX、緊張が体を駆け巡り、おゲロもMAXで駆け上る。ていうか、私は一人で来てるので話す相手もいないのですが・・・。この男性が乗ってきた時からちょっと動きとか怖くてビビってました。
そんなこんなで仏国寺に行く頃はゲロ度MAXでした＾＾
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１３～慶州へ行く車窓から～
韓国・慶州へ行く
釜山、３日目、前日から釜山最終日は慶州へ行くって決めました。慶州とは超平たく言うと「京都みたいなもの」（知人韓国人談）。新羅のあった場所です。京都みたいなものっていうことは修学旅行のメッカなんでしょうか？釜山旅行の場合、日帰りで慶州まで足を延ばす方も多いみたいなので、じゃあオラもいっちょやってみっか！ってノリで行くことに決めました。行き方は何通りかありますがバスは乗り物酔いの天才児である私には無理な話。ということで列車を選択。
約二時間かかるかなー？って感じなんですけど、ローカル路線で韓国国内でも人気みたいです。景色バリ楽しいので二時間とか余裕で耐えられます。韓国っていうと都心部ばかりを考えがちですが地方のローカルなところが私は好きです。（韓国映画の影響）
釜山ではなく釜田ってところから乗ったと思います。（漢字忘れた）有人窓口で切符を購入したのですが日本語は一切使えないと思います。でも多分何とかなると思います（適当）。切符買おうと列に並んでるとオジサンにナチュラルに列を抜かされましたが、窓口のおばちゃんが怒ってくれました。韓国は若者はそんなことないですがおじちゃんおばちゃんはたま～に列を抜かすという技をかけてきます。どっちでもいいので気にしませんがその代わり注意してくれる人もいます。店の人が若かったりすると動揺して注意してくれません。そこがまた可愛いです。
朝ご飯食べてなかったのでカフェオレとパン的なものをコンビニで買って食べました。韓国のパン激マズ説を聞いていたので興味本位で買ったんですが、思ってたよりぜんぜん食べれます。でも、やっぱりこういうのは日本のが美味しいかなあ～。韓国のホットの飲み物、日本人が考えるレベルの温度に達してないのがさみしかったりする。
列車はご飯食べるようなテーブルないので、がっつりお弁当食べよう！とかPCで作業しよう！と思ってると痛い目見ます。車両の種類によって違うかもしれませんが、本当、PC持ってかないように・・・。
世界のおばちゃんの共通行動を韓国で確認
隣の席に団体客のおばちゃんの一人が来ました。一緒に来ていたおばちゃんたちと持ってきたおやつを見せ合うという日本でもよく見るおばちゃんあるあるを開催。トウモロコシを一人一本持ってきた出来るおばちゃんがいて全員にトウモロコシが行き渡った瞬間は感動を覚えました。隣のおばちゃんが「お嬢さん、どこに行くの？」って聞いてきたので「慶州です」って答えると「あ～外国の人か！楽しんでね」って言って静かにスマホアプリのパズルゲームをしてました。可愛かったです。
トイレでハプニングに遭遇
途中、トイレに行くと鍵が開いていたので開けるとオッサンがドア開けっぱなしでウ〇コしてる場面に遭遇。オッサンも私もビックリ。鍵閉め忘れたオッサンが悪いんだけど、なぜか私が謝罪するという謎展開。まあ、いいんだけどさ。それから、列車のトイレは日本人の感覚だとちょっと汚いので膀胱の調整をしっかりしてから乗ったほうがいいかもしれません。
捨てる神あれば拾う神あり
オッサンの排泄シーンを見てゲンナリしている私の目の前に天使が現れます・・・・。途中の駅で小学校低学年くらいの男の子とお母さんが乗ってきました。
席が「客〇 〇私」って感じで通路＝スペース、空席＝〇って感じで、通路を挟んでしか親子が座れなかったんですね、それに男の子が「嫌だな～窓側がいいしな～」とか言ってたので「あ、席、交換しますよ」って言って親子が並んで座れるよう＆男の子が窓側に座れるに声をかけてあげたんですね。そしたら凄い喜んでくれてこっちも嬉しかったんですけど、その男の子が降りるときにハイタッチしてくれたり、その後も駅でたまたま遭遇したりしたんですけど、手を振ってくれたりしてめっちゃ癒し系そのものでした。
あの男の子、韓国が夏休みあるのかわかんないけど夏休み満喫してくれてたらいいなあ。次回は仏国寺に行きます！
ババア＆iPhoneの韓国漂流記１２～釜山・デジクッパを食らう～
釜山名物デジクッパを食らう
前回、記事にも書いたとおり甘川洞文化村（ババア＆iPhoneの韓国漂流記１１～釜山・甘川洞文化村を行く～ - ババア＆iPhoneの韓国漂流記）で楽しんだ後はチャガルチに戻ってきました。何しようかなーって考えた後、フラッとロッテ百貨店に行ったり
西面に行ってデジクッパ食べようか悩んだりとフラフラフラフラしてました。如何せん無計画旅行なため行先を決めてないものであれがしたい！とかこれがしたい！！とかないんですね
なので西面で有名なデジクッパの店先にまで行っても「あんまりお腹空いてないしいいか・・・・」みたいになってしまって結局食べずじまいだったりでｗ西面でもロッテ百貨店行ったりして買い物したりとかって感じで適当に過ごしてました。日頃のだらしない生活が旅先でも発揮されます。調べるのダルイ。iPhoneに聞けばいいしー？その後、だらしなさのせいでプチハプニングが起きたため無駄な労力を使うことになる。
気づけば時刻は夜。自業自得のプチハプニングによってお腹もすいた。でも面倒くさいってことでホテル周辺で夕ご飯を食べることにします。
タイトル通り、釜山名物のデジクッパを食べに行きました。有名店とかも沢山ありますけど、名物なだけあって探せば割とどこにでもあると思います。私は適当な食堂の店先にデジクッパって書いてあったのでそこに入りました。デジクッパってそもそもそんなに高級料理でもないので釜山なら普通の食堂にも置いてあると思います。でも、今思ったんですけどハングル表記のみのところだと普通はわかんないですよね。
これがそのデジクッパ。
デジは돼지って書いて豚って意味なんですけどトンコツで出汁とかを取ってるんだと思います。白濁汁の中には豚肉や野菜が入っています。豚肉は柔らかく食べやすいです。スープは臭みはなく、淡泊な味わいで、塩気等ほとんど感じません。なので周りにおいてあるニラ、アミの塩辛、辛い味噌等を入れて味付けをしていくんだと思います。（予想）面倒くさいので食べ方も聞かずにとりあえず全投入で食べました。大体当ってる。普通にうまい。是非食べたらいい！って感じです。
私はかなり塩気が強いものや辛味が強いものを好むので全投入でよかったですが、辛いのが苦手な人は塩気だけで食べたりしてもいいと思いますし、日本人が食べやすいタイプの料理だと思います。
クッパなので米が汁に入ってるパターンもあると思いますがここは別で出てきました。個人的にはこっちのが好きです。米はキムチとともに食べていきます。
そして噂で聞いてましたが出てきやがったぜ
生のニンニク＆青唐辛子
モロ、そのままな形してるだろ。ウソみたいだろ。生で食べるんだぜ、それで。
韓国通はこれを食べないと韓国に来た感じがしないと言う噂のこいつが出てきました。個人的にはニンニクは大好きなのですが生をそのままかじるというのは未経験でした。まあ、好きだし普通に美味しいだろ・・・と思っていざ、チャレンジ。
普通にうまい！
むしろニンニク無かったらこの食事はパンチが足りなくってあまり記憶に残らなかったかもしれないなーと思うくらいに生ニンニクうまい。何個でもいける。じゃあ、青唐辛子もいけるだろうと食べてみる。
これはいけない
青唐辛子は生でかじるものじゃない。リアルに咽た。どうもこれも個体差が激しいらしく「ボク からい唐辛子じゃないよ！」ってタイプもいるらしいのですが多分私のは大当たりのド直球の辛いヤツでした。あれ？これ、上島龍平とか出川哲郎のやるやつじゃない？って思いました。
青唐辛子以外は全て完食して店を出ます。７０００㌆くらいだったと思います。
汁もの好きの方は是非ぜひ食べてみてください。店名？忘れた。
